1. 概要

ほとんどの産業機器、電子機器、および家電製品にはコントローラーが装備されています。コントローラーは、ファームウェアの設定とセンサーデータをもとにして継続的に監視や判断を行い、機器のシステム状態を制御します。システムの誤動作の場合、コントローラーは問題の解決に役立つプリセットエラーコードも反映できます。通常、技術者はトラブルシューティングやサービスのアップグレードのために現場に行く必要があります。これにより、時間とお金の面で無駄なコストが発生します。

通常、IoTソリューションは外部センサーとアクチュエーターを使用してモノのシステムに統合せずにインターネットに接続することを目的としています。したがって、モノの既存内蔵センサーからデータを読み取ることができず、システムを監視するために新しいセンサーが不必要に導入されます。さらに、デバイスの誤動作時には、通常のIoTソリューションは問題の正確な特定も誤作動の防止もできません。実際にモノの問題解決に着手できないのがほとんどです。

一方、neqto: は最小限の侵入を保証し、共生関係を形成しながら直接にデバイスのコントローラーと接続します。これにより、neqto: がシステムの既存コンポーネントを利用可能にします。また、neqto: は実際にホストコントローラーと通信するため、コマンドを送信しシステムの動作を変更できます。これにより、デバイスから正確なエラー情報を読み取り、リモートで問題解決ができるようになります。 neqto: をのご利用により、システム障害時のデバッグと修復を最小限の労力で監視および解決でき、貴重な時間と費用を節約できます。

2. Machine Driver

この統合の可能性を最大化するために、neqto: には豊富な機能が備わっています。そのひとつとしては、Machine Driverという機能があります。

Machine Driverはデバイスのファームウェア設定をリモートで変更する機能をneqto: ユーザーに提供します。この機能のご利用により、顧客はボタンをクリックするだけで無線ファームウェアアップデートを行い誤作動などの解決が可能になります。重要な時間が節約され、障害発生時の物流コストが削減されます。

本来、生産時にモノのファームウェアが設定されており、生産後にはアップデートなどができませんでした。neqto: は新しい道を開きメーカーが顧客にソフトウェアサポートを提供できるようになり、デバイスが工場を離れた後でもソフトウェアをアップグレードする柔軟性を追加します。

 
     Machine Driver アニメーション     

3. ユースケース

neqto: を統合することでメリットが得られる製品/分野の例:

  1. 冷蔵庫:冷蔵庫の温度・湿度を監視/制御します。あらゆる欠陥が品質劣化をもたらす可能性のある食品業界で重要です。
  2. HVACシステム:建物または部屋の温湿度を監視・制御します。従来退屈な修理を必要としていた障害を解決します。
  3. 自動車のオンボード診断:自動車の健康とパフォーマンスを監視・制御します。収集されたデータに基づいて保守予測を行います。
  4. 産業で使用されるPLC:機械の動作を監視・制御します。障害を修理し、運用メトリックのログレポートを保持します。

次のブログでは、Machine Driverの簡単なご利用開始方法を紹介します。