カテゴリー
測定機器メーカー
機械
工業用測定器をIoT化し、機器自体のデータ収集とソフトウェアの遠隔管理を実現
導入の経緯
販売した機器のバージョンアップを顧客が実施しているかどうか把握することができず、サービス内容やサポート品質にばらつきがありました。また最新の状態になっているか分からないことから、故障原因の特定に多くの時間を割いている状況でした。
実現したこと
販売した製品の状態をデータ取得できるようになり、いつでも遠隔でバージョンアップができるようになりました。これにより、保守メンテナンスを行う上で、迅速な対応と故障部位の特定を行うことが可能になり、対応コストの削減に成功しました。
通信タイプ
LTE-1
衛生管理品メーカー
機械
業務用食洗器の洗剤を供給するポンプの制御基板とコネクタで接続し、機械温度や洗剤量を計測
導入の経緯
ホテルやレストランで利用されている食洗器向け洗剤の残量を管理することで、洗剤の売上を伸ばすための仕組みを作りたいというご要望がありました。また、保守メンテナンス時に時間と手間がかかっており、効率化を行う必要がありました。
実現したこと
食洗器から直接洗剤の残量データを収集することで、店舗や施設での利用状況をモニタリングして在庫不足による機会損失をなくし、売上向上を実現しました。また、食洗機の温度やモーターの回転数駆動情報などのデータを取得することで、保守時に交換すべき部品を特定できるようになりました。
通信タイプ
LTE-1、Wi-Fi
シャッターメーカー
輸送
シャッターの開閉回数やエラーログのモニタリング・分析で、業務停止のリスクを低減
導入の経緯
開閉頻度が60万回ほどあるシャッターでは、不具合が生じた場合お客様業務の生産停止の原因となるリスクがありました。メンテナンス契約がある企業に対して年に数回点検を行っておりましたが、メンテナンスをより正確かつ容易にし、メンテナンス対象のお客様を増やしたいと考えていました。
実現したこと
シャッターが何回開いているかをクラウドで管理できるようになりました。また、シャッターの開閉状態やエラーログを制御盤内の基板から取得し、モニタリングや分析が行えるようになり、メンテナンスが実施しやすくなりました。
通信タイプ
LTE-M
空調機メーカー
エネルギー
環境センサーを活用し、空気中のCO2濃度や温湿度の状態を管理が可能に
導入の経緯
オフィスや商業施設住宅向け換気システムの効果を示すために、複数の施設に対して一定期間、空気中のCO2、温度、湿度、VOC(大気中で気体状となる有機化合物の総称)をモニタリングし、数値を計測する必要がありました。
実現したこと
各施設に空調をモニタリングできる機器を設置し、空気中の環境をモニタリングしました。換気システムを設置する前後の数値を計測することで、数字的根拠を持って製品の効果を訴求できるようになりました。
通信タイプ
LTE-M
照明機器メーカー
スマートシティ
LED照明機器内に通信の仕組みを搭載することで、遠隔から電源管理や調光管理が可能に
導入の経緯
オフィスや商業施設に提供するLED照明自体に、管理が省力化できる新たな付加価値をつけて、商用展開を考えていました。
実現したこと
照明機器内のPWM制御を行うことで、照明機器のON/OFFや調光管理が遠隔で行えるようになり、施設管理者や保守担当者が建物内のエリアやスペースごとに照明機器の管理を自由に設定できるようになりました。
通信タイプ
LTE-M
ロボット関連メーカー
機械
ロボットスーツ内の基板に個体管理の仕組みを搭載し、在庫管理が可能に
導入の経緯
お客様にロボットスーツ貸出サービスを行っており、戻ってきたロボットスーツは倉庫にて人の手で在庫管理を行っていました。将来的な需要増で人手不足が見込まれるため、流通量が増える前に手間のかからない在庫管理の仕組みを構築したいと考えていました。
実現したこと
ロボットスーツをIoT化したことで、リアルタイムで在庫を管理することが可能になりました。戻ってきた数や出荷された数を正確に把握することで、今まで人で管理していた検品作業や台帳管理作業が大幅に軽減できました。
通信タイプ
LTE-1
EV充電器メーカー
エネルギー
電気自動車の充放電装置のIoT化で、運転稼働状態の閲覧監視や、運転や停止の操作、ソフトウェアの更新を実現
導入の経緯
電気自動車(EV、PHEV)の急速充電コネクタを通じて公共施設やビル、工場などにも電気供給が可能な充放電装置に、遠隔監視・操作やソフトウェア更新の機能をつけて、管理を楽にしたいと考えていました。
実現したこと
充放電装置をクラウドに接続して遠隔操作機能をつけることで、スマートフォンなどのユーザ端末アプリケーションから、車の充放電装置の運転稼働状態の閲覧監視やエラー発生時のメール送信、運転や停止の操作などが行えるようになりました。また、遠隔でソフトウェアアップデートが可能になりました。
通信タイプ
LTE-1
地盤変動モニタリング事業者
建設
加速度センサーが組み込まれた振動BOXをセットした、建物の耐震検査ソリューション
導入の経緯
建物の耐震性を計測するために、大量データのエッジ処理とIoTの仕組みを開発する必要がありました。たとえば車などモノの場合は分解して確認することができますが、建物の場合は分解して構造を確認することはできないため、分解以外の手段で状態を確認する必要がありました。
実現したこと
センサーデータの分析がを行うことで、構造物全体の健康状態を遠隔で計測することができるようになりました。基本的には遠隔で確認を行い、異常を検知した建物のみ現地での確認作業を行えば良くなり、確認作業を削減することにも成功しました。計測結果から異常と予想される箇所を限定することで、詳細に検査すべき箇所を絞ることができました。
通信タイプ
LTE-1、Wi-Fi
飲料・食品メーカー
機械
コーヒーマシンのデータを直接取得し、機械の状態とレシピの更新を遠隔から管理が可能に
導入の経緯
様々なメーカーが提供するコーヒーマシンが存在する中、コーヒーマシンの状態管理やレシピの更新を遠隔から行えるシステムもバラバラなものが利用されており、これらを共通のダッシュボードで管理したいと考えていました。
実現したこと
各社のコーヒーマシンを共通のダッシュボードで管理できるようになりました。旧システムはデータを吸い上げるだけでしたが、双方向通信も可能になりました。マシン側に新しいレシピのデータや機器自体のバージョンアップの仕組みも搭載することができるようになりました。
通信タイプ
LTE-1
機密文書処理サービス事業者
スマートシティ
オフィス向け、紙の機密文書の廃棄ボックスの残量検知を実現
導入の経緯
シュレッダーと比べて文書廃棄に手間のかからない機密文書の破棄ボックスでは、契約しているお客様の会社にスタッフが出向き、機密文書の回収作業を行っています。回収ボックスの残量を把握し、適切なタイミングでスタッフを派遣したいと考えていました。
実現したこと
赤外線センサーを使用して廃棄物の残量を検知し、一定の残量に到達した時点で管理者に通知されるようになりました。これにより、スタッフが廃棄物の回収にお客様企業へ伺う回数を削減することができました。
通信タイプ
LTE-1
飲料メーカー
スマートシティ
自動販売機の横のゴミ箱向けに、廃棄容器の残量管理を検知を実現自動販売機の横のゴミ箱向けに、廃棄容器の残量管理を検知を実現
導入の経緯
交通機関やビルオーナーから自販機の横に設置しているペットボトルや缶のゴミ箱のモニタリングを求められており、対応を検討する必要がありました。ペットボトルや缶ではない通常ゴミが捨てられるケースもあり、ゴミ箱が満杯になるタイミングが掴みづらい状況にありました。
実現したこと
自動販売機用のゴミ箱の増量を監視し、ゴミの量が一定量に達した際に担当者へアラートを通知、残量を知らせる機能を実装しました。これにより、1日に何度もゴミが溢れていないか確認する作業負担を削減することができました。
通信タイプ
LTE-1
産業用装置・設備メーカー
機械
センサーを活用し、フォークリフトの稼働状況を把握が可能に
導入の経緯
複数の倉庫内でフォークリフトを自社保有しているが、実際の稼働率や稼働時間の把握ができていないため正確な投資計画を立てることができず、仕組みを構築する必要がありました。
実現したこと
各フォークリフト車両にセンサーを設置することで、稼働状況がモニタリングできるようになりました。車両を利用している時間帯の傾向や倉庫ごとでの使用率を可視化することで、使用状況に合わせた新たな車両購入などを判断できるようになりました。
通信タイプ
LTE-M
精密機器メーカー
輸送
温湿度センターと加速度センサーを取り付けることで、厳密な輸送管理を実現
導入の経緯
精密な医療機器を安全に輸送するために、温度や湿度の環境、輸送時における荷台の衝撃状況を決められた閾値の中で管理する必要がありました。元々利用していた検知装置がメーカー廃盤となり、新たな仕組みを自分たちで構築する必要がありました。
実現したこと
輸送車両の荷台の中に温湿度センサーを設置して貨物内の温湿度の変化をモニタリング、機器の品質管理を行いました。また、輸送時の衝撃による機器の破損を予防するために、加速度センサーを用いて異常時にメールを検知することで、車両内の状態をリアルタイムで確認できるようになりました。
通信タイプ
LTE-1
植物工場事業者
エネルギー
大規模な植物工場のセンサーデータを収集してSalesforceで管理。高品質な野菜作りと出荷量の増加が可能に
導入の経緯
より良い品質の野菜を作るため、植物工場の情報をデータ化する必要がありました。もともと水耕栽培の溶液の状態を確認できるセンサーを使用していましたが、現場でしか状態を確認できないため、遠隔で監視してSalesforce上でデータを確認・管理したいと考えていました。
実現したこと
収穫量に影響する異常が起きていないかなど、工場全体の情報をリアルタイムかつ遠隔で可視化できるようになり、よりよい品質の野菜を作るための仕組みを作ることができました。植物工場用に可視化できる専用のソフトウェアは他にも存在していましたが、Salesforceから確認できるため、管理がより簡単になりました。
通信タイプ
LTE-1