NEQTO Custodia
IoT機器のデータ周期を監視して予防対策
NEQTO Custodia(カストーディア)とは、IoT機器からシステムに送信されるデータが定期的かつ規則的に送信されているかを検知するための自動判定の仕組みです。機器の故障や通信障害により、本来届くはずのデータが受信できず、自社のサービス影響による損失を未然に防ぐための有効的な手段となります。
開発や保守が不要。 データを送信する設定だけで実現
NEQTO Custodia は、大事なサービスを継続させるために必要なデータ通信の正常性を判定し続けます。お客様の機器データの送信先をNEQTO Custodia に向けるだけで、お客様自身で機器故障やネットワークトラブルにおける異常を検知するシステムの開発や保守をする必要はありません。
異常判定となった際の通知方法はさまざまなアクションが設定できるため、自社以外の関係者にもオリジナルの判定通知をいつでも、どこにでも送ることができ、安心してサービスを見守ることが可能となります。
シンプルな設定ですぐに利用開始
IoT機器端末側の異常を検知するために、複雑なメトリクスや設定方法が必要になった場合に利用をためらってしまうことがあると思います。 また、ご自身でトークンやトリガーの設定を個別開発し、運用する場合大きな開発費が発生しますが、NEQTO Custodia は、データ不通の異常を計測するためのタイムアウト値を、最小限の設定ですぐにご利用いただくことができます。 止められないサービスであれば、秒単位での細微な設定も可能ですし、1日やそれ以上の日数の単位でも、ご利用状況やサービスの緊急度に合わせて異常を監視することが容易かつシンプルにできます。
機器データの通信性を監視
IoT機器端末側の異常の検知には、センサーやシリアルの数値の異常値を監視する方法以外に、機器自体またはデータが正常に通信できているのかどうかを定期的なタイマー設定により監視する方法があります。機器自体や通信の異常を検知することは、サービス停止を未然に防ぐ手段として最適な方法の一つです。 例えば、センサーで取得したデータの数値が異常だったとしても、肝心の機器の故障やブロードバンド回線の障害であれば、通信ができていないことに気づくことは難しいと仮定できます。NEQTO Custodia は、”本当に大事なサービスを止めない”をコンセプトにサービス設計しており、必要な環境に応じてご利用を推奨しています。
通知方法のカスタマイズも自由に設定
NEQTO Custodiaは、さまざまな通知方法を選択することができます。例えば、IoT機器のデータが不通な状態を検知した場合、メール、Slack、Webhook、Salesforceの通知手段から選択することができます。
また、IoT端末のデータ収集の計測周期を、例えば10分、1時間、24時間など、任意の時間で設定(タイマー)をすることができ、タイムアウト値がオーバーした際に、IoT端末から送信されるセンシングデータの決められたルールに基づいて通知されます。
設定可能なタイマーのインターバル (間隔):
詳しい設定方法は、開発者サイトをご確認ください。
他のアプリケーションと連携してサポートレベルを拡張
NEQTO Custodiaは、APIで開発された環境のため、他のAPIサービスとさまざまな連携を行うことができます。例えば、通知方法のトリガーとしてWebhookを利用する場合、 Webhookを通してパブリッククラウドのサービス上で定義した実行スクリプトから音声通知アプリケーションサービスと組み合わせ自動コール通知の仕組みをご自身でカスタム構築できます。 また、自社のIoTプラットフォーム上でご利用されているクラウドシステムのサーバ群と合わせて、 Datadogのようなシステムにもデータを通知し、一つの管理コンソールで異常通知を受け取り、管理することもできます。
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