JIG-SAW株式会社(東京都千代田区、以後JIG-SAW)は、自律自走型エンジンneqto: (以後neqto: )とソニー製CMOSイメージセンサーが搭載されたSPRESENSE™ (スプレッセンス)のカメラボード(以後、カメラボード)をクラウド制御できるエッジプラットフォームの提供と、必要なIoTデータのみをクラウドに転送するエッジ処理のAI技術(以後、エッジAI)の結合に向けたデジタルトランスフォーメーション(以後、DX) の戦略強化を開始します。
neqto: は、ソニーが開発したスマートセンシングプロセッサ「CXD5602」が組み込まれたSPRESENSEを開発者ボードとし、無線接続、セキュリティ、データストレージ、グラフィカルユーザーインターフェイス、およびソフトウェアコンポーネント管理のためのライブラリのフルセットを提供します。これらの統合により、カメラボードがフレキシブルに使えるIoT開発環境を提供するとともに、センシングデータを単純にあげるだけではなく、クラウド上でビジネスロジックを開発し、エッジAIテクノロジーを各産業でご利用いただくためのサービスを提供します。
センシング(マシンビジョン)とエッジAIの組み合わせは、アイデアを活かすことで、製造業、スマートシティ、車載産業などさまざまな分野で無限に応用と展開が可能となります。
IoT開発者および製品マーケティング担当者は、自社製品をモバイルデバイスに匹敵する機能の評価開発と製品開発に向けたサービスの提供を受けることができます。
neqto: とカメラボードを組み合わせて実現するIoT利用例:
- 産業機器の検査判断や異常検知(製造業)
- 交通道路状況の監視による交通量の計測(交通インフラ・商業施設)
- 自動運転での車載カメラによる安全性の検知(車載産業)
JIG-SAWは、エッジAIをビジネスで活用するアプリケーション開発者、AI開発者向けのエコシステムを構築し、さらなるIoTにおけるDXプラットフォームを強化し、さらなる市場活性に寄与してまいります。
第一弾のneqto:が利用できるSPRESENSE製品群:
- SPRESENSE メインボード
- SPRESENSE 拡張ボード
- SPRESENSE カメラボード
- Wi-Fi add-on (iS110B)
*SPRESENSEについて
IoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE」は、ソニーが培ってきた高性能なGNSS (Global Navigation Satellite System)受信機や高音質なハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ)音源対応のオーディオコーデック等を内蔵したマルチCPU構成採用の独自のボードです。ドローンやスマートスピーカー、センシングカメラ等のIoT端末向けに、様々な用途のシステムを構築できます 。
Sony Developer World: https://developer.sony.com/ja/develop/spresense/
カメラボードを利用したneqto: サービス: https://neqto.jig-saw.com/ja/spresense
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